プレスリリース

トーカロが資材部新設と同時に「Leaner見積」を導入、新組織とシステムを掛け合わせ調達業務の改革に挑む〜調達業務のプロセスを再構築し、企業の購買力を強化〜

2023.04.04

株式会社Leaner Technologies(本社:東京都品川区、代表取締役:大平裕介)はトーカロ株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役 :社長執行役員三船 法行)の調達部門において調達力を強化して、収益性向上を実現する「Leaner見積」が導入されたことをお知らせいたします。

トーカロ株式会社は、半導体や自動車部品、鉄鋼の搬送ロール、航空機のエンジンなど、あらゆる産業で不可欠な表面改質技術の技術を世界各国で展開する加工メーカーです。
この度、東京工場において、生産性の向上を目的とした業務プロセスの改革を目指し、購買データの蓄積と活用を目的にLeaner見積の導入に至りました。

■トーカロ株式会社 執行役員 東京工場長 中平氏 コメント

見積業務プロセスを再構築し、業務の生産性や価格査定の精度を向上させるために、Leaner見積を導入しました。
従来は、購買業務が主務でない製造部門や技術部門などのメンバーが、各々購買を実施する分散購買を基としており、購買情報や業務が属人化し、同一品の一括購買や見積比較、コスト改善が難しいという課題がありました。

これらの課題を解決するためには、見積実績のデータベース化と、そのデータを活用した集中購買の実現、相見積の徹底が必要であると考え、見積業務の効率化が可能で、かつ単価情報だけでなく交渉過程等も含む見積に関わる全てのデータを蓄積することができるLeaner見積の導入を決定しました。
また、導入と同時に資材部を新設し、システムの利活用を加速させるだけでなく、調達プロセス全体の強化も図っています。

トーカロ株式会社は加工業でありながらも、お客様の満足を第一に追求するサービス業を根本とした企業文化があります。また、多様な人財が活躍できる職場づくりにも力を入れています。
今回の購買業務の改革においてLeaner見積を活用し、企業として購買力を強化し、お客様の満足度と同時に、従業員の能力の最大化に繋げることを目指しています。

■「Leaner見積」とは

バイヤーの勘・経験・努力を、組織の集合知に変え、「ソーシングの高度化」を実現するソーシングDXクラウドです。過去のデータや取引先・社内関係者とのコミュニケーションなど仕入先選定のプロセスをデジタル化し、蓄積されたデータの活用を促進することで見積査定にかかる業務を大幅に効率化し、見積業務の属人化の防止に繋がります。
また、見積書の[改正電子帳簿保存法]への対応も可能です。
これまで、製造業を中心に延べ約40社以上の調達・購買部門にてご利用いただいております。ICCサミット KYOTO 2020「スタートアップ・カタパルト」で優勝するなど、各方面でご評価いただいております。

Leaner見積を活用し、蓄積した取引データから適正価格、選定すべきサプライヤの明確化をすることで、相見積もりや価格交渉の徹底を可能にする業務フローの構築を目指します。